ニャるほど、トルコ美術史

トルコ美術史の紹介。歴史を知れば、もっと楽しくなる!

オスマン倶楽部2018のメモ(第1回トプカプ宮殿の美術)

f:id:hako-hana:20180819233806p:plain

9月始まったワタリウム美術館山田寅次郎オスマン倶楽部2018』の興味深かった内容をメモとして紹介します。

 

 

第1回『トプカプ宮殿の美術』の概要

オスマン倶楽部第1回目の講座は『トプカプ宮殿の美術』です。講師はトルコ美術史を専門とするヤマンラール水野美奈子先生です。

山田寅次郎がトルコへ渡った1892年はまだトプカプ宮殿オスマン帝国の宮殿として使われていました。そのため一般の人は主要な部分へ入ることは出来ませんでした。(トルコ共和国となった後の1924年に博物館になり、一般の人も入れるようになりました)

講義ではトプカプ宮殿の歴史、オスマン帝国独自に発展した美術、所蔵している美術品などを説明されていました。

土耳古畫観』 

山田寅次郎が 記したトルコ滞在記の『土耳古畫観』は1892年から1910年代前半のトルコを知る貴重な資料となっています。

911年に山田寅次郎が初版を出版しました。2016年に復刻版が出版され、現代語訳もあり今の私たちに手に取りやすいものになっています。

参加者の質問の中で興味深かった内容 

細密画で描かれている男の人が被っているものについて

→ターバンをぐるぐると巻いていたのではなく、帽子のように被るものとのこと。

f:id:hako-hana:20180930172333p:plain 写真引用:スレイマン1世 - Wikipedia

講義で紹介した細密画や美術品の作品が載っている書籍について

→日本語の書籍は少ないが、『トプカプ宮殿博物館』や『イスラーム 世界美術大全集』、過去に日本で開催されたトルコ展の図録に載っているとのことです。

●『トプカプ宮殿博物館』全5巻 監修:護雅夫

貴重な写真が多く良書ですが、Amazonでは取り扱っていません。 ネットで表紙の画像すらないため、私の手持ちのものを写真で紹介します。大きな図書館にはあると思います。
f:id:hako-hana:20180930181539j:image
f:id:hako-hana:20180930181547j:image
f:id:hako-hana:20180930181541j:image

楽天に中古がありました。

トプカプ宮殿博物館 全5巻【中古】

価格:61,800円
(2017/10/9 17:47時点)
感想(0件)

トプカプ宮殿博物館 全五巻概論一冊【中古】

価格:48,800円
(2017/10/9 17:48時点)
感想(0件) 

 

●『イスラーム 世界美術大全集 東洋編17』

トルコだけはなく、イラン、イラク、エジプト、モロッコ、スペインなどのイスラームの美術を紹介しています。

 ●トルコ展の図録

「トルコ」という括りになると、オスマン帝国以前の時代が含まれるため大変幅広い内容になります。

その他、Amazonで取り扱っている図録は以下です。

 

 

 

次回のオスマン倶楽部は、10月26日『オスマン文化』についてです。

 

 

 

このブログのキャラクターのLINEスタンプ販売中 〜遊牧民オスマン〜